国際バラとガーデニングショウとイギリスの庭
国際バラとガーデニングショウのコンテスト部門に2010年より欧州建材チームの一員として参加。3年連続で受賞し、2013年はエントランスガーデンを任される大役をいただきました。始まりは2007年、欧州建材さんのイギリス視察旅行に参加したこと。一緒に旅して同じ景色を見てきた仲間との最高のパフォーマンスは自分自身の成長にもつながり、今に至っています。
4年間、石材を生かした庭を彩る植栽を担当しました。展示テーマと様子を紹介します。
〈2010年/奨励賞〉永遠に続く庭 vol.1
〈2011年/優秀賞(第2位)〉永遠に続く庭 vol.2 おじいちゃんが大好きだった庭〜50年経ちました〜
〈2012年/大賞(第1位)〉永遠に続く庭 vol.3 おばあちゃんが大好きだった庭
〈2013年〉永遠に続く庭 vol.4 We will last forever 2013
2013年、イギリスの田舎の風景を再現する植栽を担当しました
What is ENGLISH GARDEN LIFE?
イギリスの庭と暮らし
エリザベス女王が総裁を務める英国王立園芸協会は、200年以上も前から植物データと種、栽培方
法などを蓄積し、情報を発信し続け、最先端の技術とデザインを発表するフラワーショウも数多く主催
しています。毎年世界中から研修生を受け入れる世界一の園芸大国のイギリスでは、ゴールデンタイムに園芸番組を放送するくらい大人も子どもも園芸が大好き。週末は家族でガーデンへ行ったり、サンドイッチを持って景色の良いところへピクニックへ行ったり。お金のかかるレジャー施設などには行かず、のんびりと家族で過ごすのが一般的。植物やガーデングッズが充実したガーデンセンターで買い物をした後は、日が暮れるまで庭いじりを楽しみます。植物を身近に感じ、美しい景観を国民全体の財産として大切に育て、利用する。園芸を通して教育や環境の大切さも伝え続けているイギリスの偉大さを、どこを撮っても美しい景色を見る度に思い知らされます。そんなイギリスの庭と暮らしの関係に憧れています。 近藤かおり
*「庭と暮らしvol.3」より*