こぼれ種。

4月なので新しいコーナーを作りました。ここでは、庭や花を作っている時の小さな楽しみやちょっとしたコツなどを紹介したいと思っています。

*今日のテーマ「こぼれ種」
一番簡単で、結構うれしい庭での出来事です。
去年植えた草花が勝手に自分で種をまいて勝手に育ってくれる。一年草がみんなそんな風に出て来てくれたら毎年買わなくていいし得した気分!でも実際には出やすい植物とそうでない植物、植えた環境などによってこぼれ種で出る確率は変わってきます。
上の写真はイオノプシジウム。うすい紫色でかわいい花です。もともとどこかに自生していたものを、秋にまいて冬の苗物として出荷したのがはじまりのようです。春になるとあっという間に花が咲いて種になってしまうし、やたらと増えるので園芸品としては人気がなくなってきましたが、今の時期、勝手に色々なところで咲いて楽しませてくれます。


ネモフィラのこぼれ種達

ネモフィラのこぼれ種達

右の写真のネモフィラはこぼれ種で出やすい植物の代表。でも発芽する時期が遅いので、どうしても小さいまま咲いてしまう株が多くて次の年はそこで咲かないことが多い。世の中そんなに甘くない?・・・。


原種シクラメン‘コウム’

原種シクラメン‘コウム’

宿根草でも、よくこぼれ種で発芽するものもあります。クリスマスローズのオリエンタリス系は有名ですが、この写真は原種シクラメン‘コウム’。見つけた時は5mlくらいの小さな球根に丸い葉っぱが一枚。生まれたての赤ちゃんのようで、かわいくてうれしくて感動しました。原種に近いものや、日陰が好きで植えてある場所が湿り気のあるところのものが比較的よく発芽するようです。


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