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シークレットローズガーデン

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先日、知り合いのお宅へ庭を見に伺いました。
レンガの壁に囲まれた空間。
決して広くない場所にあふれるように咲くバラ達。
ただ好きなバラを集めているというだけではなく、配色や花期、香りなど様々なことを考えて作られている計算されたローズガーデンです。
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今年はすずめが庭に巣を作ったことで消毒をせずにバラの季節を迎えたそう。
毎日朝早くから虫取りに花がら摘み。丁寧に手入れされた庭はどこを見ても絵になる美しさ。空気感がイギリスの庭のよう。
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アンティークショップのバックヤード。
ちょうどそんな雰囲気。
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建物をぐるりとめぐっている一重の白いつるばら。建物の中からもバラの季節を楽しめます。
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ピンクのバラによく似合う紫のクレマチス。バラの花が一段落するとクレマチスの庭に。
1年を通して季節を感じる庭を大切に育てている、住んでる人が作り上げる、庭らしい庭です。
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春の一年草を育てる。

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毎年9月頃から次の年の為に種を蒔きます。
最近は気候がおかしいので、2、3回にわけて発芽の状態を見ながら種まきを追加。
一年草は庭で春に咲いた花の種を大切にとっておいたものなので、少しも無駄にしたくありません。
試行錯誤した結果、プラグトレーに数粒づつ蒔いて、本葉が出そろった頃に9cmのスリット鉢に植え込む方法に落ち着きました。
一年草は早いもので2日、遅いもので、1、2週間で発芽。宿根草も同じように蒔きますが、発芽に1ヶ月以上かかるものもあり、気長にそのまま春まで待ちます。
種まき用の土は肥料分が含まれていないものの方が、小さな芽に負担がかからないので、うちではスリット鉢の土を使っています。湿らせるのに一手間かかりますが、適度な湿り気と酸素のお陰で発芽した苗が元気に育ってくれます。
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11月下旬頃から植栽可能。少量多品種で栽培しているので、造園の植え込みに使ったり、お店で販売したりしていると、あっという間になくなります。うっかり来年用の種をとる苗まで売ってしまわないように注意。
早めに植えられるものは植えて、花壇で大きくします。
背の高くなる一年草は市場には出回りにくいので貴重品。白、青、ピンク系の花を中心に作っています。
この仕事を始める前、10年以上前から続く作業。
ケイズガーデンの原点です。

○写真の一年草は左上から、
エキウム(白)
アグロステンマ オーシャンパール
シレネ チェリーブロッサム
ギリア カピタータ
シレネ ドワーフピンクスター
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冬の寄せ植え。

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冬に限らず、寄せ植えはカラーリーフをたっぷり使って作ります。花ものはポイントに少しだけ。花を少なめにするのが大人な寄せ植えにするコツだと思う。
実ものを加えるとクリスマスやお正月にも使える、和洋折衷な感じに。年末年始の行事が終わってもそのまま春まで楽しめる、冬の寄せ植えです。
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ひんやりとした空気のなかでは、しっとりとした大人の雰囲気の色づかいがよく似合う。
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〈今回使用した植物〉
*花もの・・・ビオラ/クリスマスローズ ニガー
*実もの・・・ヤブコウジ 福寿紅
*シルバーリーフ・・・コンボルブルス クネオラム/ディコンドラ/ヒューケラ シナバーシルバー *赤葉・・・ヒューケラ マーブルバーガンディ
*斑入り葉・・・斑入りシキミア マジックマーロット/グレコマ(散り斑)/黄金カズラ/ヒペリカム トリカラー 
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英国ウィッチフォード社の素焼き鉢の中でも特別な存在、グレイズドシリーズ。釉薬をかけて仕上げてあるので、一見アジアっぽいですが、この色づかいはやっぱりイングリッシュ。ロングトムでは「ENGLAND」の文字が入ったラインがアクセントになっています。
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北岳の山野草。

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昨日までの3日間、南アルプスの北岳に登ってきました。
北岳は、日本で2番目に高い山として有名です。
高度や日当り具合で生えている山野草が変わるので、
植物の性質を知るには、山で見るのが一番。
今回はゲラニウムやポテンティラ、アネモネの仲間がよく目につきました。場所によって少し花色が違ったり、それぞれ好みの場所があっておもしろかったです。
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↑ ○「タカネグンナイフウロ(高嶺郡内風露)」
肩の小屋の近く、水場に行く道沿いに多く自生していましたが、これは、少し下の雪渓が残る沢沿い。水際の涼しい風が吹く所が好きなようです。
○「キタダケソウ(北岳草)」→
キンポウゲ科で北岳にしかない貴重な花。本来、雪解けとともに現れて、7月上旬には終わってしまう花なのに、今年は全体に花が遅咲きだったために見ることができました。
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←○「キンロバイ(金露梅)」バラ科の低木。黄色い小さな花が山野草には多いような気がします。
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○「ヨツバシオガマ(四葉塩竈)」→
ゴマノハグサ科で、4枚の葉が十文字についているのが特徴。朝晩の気温差があるので葉が紫になっています。
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雲海の向こうの山から登る御来光。右の方には富士山が顔を出していました。(写真では見えてませんが)前日は夕日の時間にブロッケン現象(雲に虹が写り、その中に自分たちの影も写る現象)を体験。
山では何とも言えない不思議な時間を体験できます。
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毎年、家族で登っています。
下から、6歳、11歳、13歳。下二人は1歳半から、1番上は3歳半から山に連れて行っているので、夏がくると行くもんだと思っています。
今では、登りは子供達に置いて行かれ、下りは上の子が1番重い荷物を背負ってくれるようになりました。
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コッツウォルドの石積み花壇の作り方

薄い石材を積んでいくコツは、まず隣の石のラインとできるだけ合う石を持ってくること。高さをほぼ一定にしながら、一段ずつ重ねていきます。
高く積む場合、下の方は大きめの石にして少しずつ上の石を奥にずらして積むと安定します。
積みながら後ろに土を詰めたり、かけらを詰めて安定させながら、ひとつづつ丁寧に石を決めます。


自然な形を楽しむために、できるだけ石は割らずに、(カドを少しけずったりしますが)選んで使います。
使いにくい形は早めに使って、一番上は組み合わせやすい形のものを残しておいて使うと仕上げがきれいです。
きちんと組まれていれば座っても大丈夫。


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